うつ、大丈夫。

心の病の情報発信ブログ。うつ経験者として、現在苦しんでいる人に届けたい。大丈夫だよ。

うつ病は心の病気というより脳の病気であって、しかも風邪みたいに誰でもかかる

 

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©Freepik.com

 

 

 

うつ病の原因は、

 

まだはっきりしていません。

 

 

ただ最近言われているのが、

長い期間ストレスにさらされつづけると、

 

そのストレスに対処するためのホルモンが

過剰に分泌されて、

 

その結果脳の神経細胞が委縮するらしい。

 

 

 

その委縮によって、

 

やる気意欲が低下するということらしい。

 

 

 

詳しいメカニズムは私にはわかりませんが、

 

それは要するに

「脳の病気」であるということです。

 

 

したがって、

「うつは甘えだ」なんて認識していては

 

その状態を治すきっかけさえも

つかめなくなってしまいます。

 

 

「脳の病気」であると認識し、

ちゃんと対処する必要があります。

 

 

 

そのうえで、

うつは脳内のホルモンの影響

ということなのですから、

 

風邪と同じように誰でもかかります。

 

 

「わたしには関係ない」

「わたしの場合はちがう」

 

と、こういう人がよくいますが、

 

それはなんと残念ながら、

 

 

 

受験うつになっていたときの、

私と同じです。

 

 

 

自己評価で恐縮なのですが、

私は、気が強くて、思ったことを

結構はっきり言うタイプだと思っています。

 

さばさばしている、

とか言われたりもします。

 

 

そういうタイプの人間なのに、

うつを経験しました。

 

 

うつは、

誰でも、かかります。

 

誰しも、自分だけは大丈夫。

って何の根拠もなく、思っています。

 

 

 

 

 

慢性的な睡眠不足とか、

意欲の低下がある場合、

それは、

 

うつの初期症状かもしれません。

 

 

そのまま、

「最近たるんでるから、

もっと気を引き締めないと。」

 

といって、頑張り続けてしまうと、

 

 

精神的なエネルギーが底をついて

動けなくなるかもしれません。

 

 

過去の私のように。

 

 

 

 

 

 

うつは「脳の病気」です。

覚えておきましょう。

静かなところの方がうるさい―耳に残る音がループし続ける恐怖

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布団から上半身を起こしたところから動けない状態

になっていたにも関わらず、

うつとは気付かなかった私ですが、

 

あることをきっかけに

病院へ行くことにしたのです。

 

 

 

 

ずっと同じ音でも曲でもいいのですが、

それを聞き続けたあと、

その音が耳に残った経験ありませんか?

 

 

 

耳に残るというのは、

頭の中で流れてるってことです。

 

音が鳴ってないのに、

聞こえるんですよね。

 

普通は、

上記の様に音が耳に残ることがあっても、

しばらくすれば収まります。

 

 

 

これが収まらないのです。

 

 

頭の中の音は、

周りが静かな時ほど気になります。

 

 

周りがざわざわしていれば、

気にならないのですが、

 

自分の部屋でひとりでいるときなどの

周囲に音が無いとき、

 

頭の中の音が、

ずっと鳴っているのが聞こえるのです。

 

 

悪化していくと、

CMで何気なく流れていた音楽が

数週間、耳に残ってしまい、

 

 

うるさくてテキストが

全く読めなくなりました。

 

 

部屋は静かなのに。

 

 

 

全然集中できないし、

でもどんどん焦りが募っていくし、

 

この時期は本当にしんどかったです。

 

 

それで、

 

(自分の部屋だと

静か過ぎてうるさいから、

ざわざわしてうるさいところへ行って

勉強しよう)

 

と考えて、

出かけようとしたときにやっと、

 

 

(部屋が静か過ぎてうるさい…

っておかしくない?)

 

と気が付きました。

 

 

今考えれば、

どう考えてもおかしいんですけど、

 

うつ真っ最中の私は

全く気が付きませんでした。

 

 

気づいたあと、

すぐ心療内科へ行きました。

 

 

うつは、

音に過敏になるのが

一つの症状と言われています。

 

 

受験生にとって

勉強がままならないというのは

ゆゆしき事態です。

 

 

一番避けたい症状かもしれませんね。

 

みなさんはこうなってしまう前に、

症状が軽いうちに、

 

対処しましょう。

人と比べるなという無理難題について

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いつも思っています。

 

人と比べるなって言われましても…って

 

 

 

 

受験では、

成績順位が上の人から順番に

その学校へ入れてもらえます。

 

学歴社会はよくないとか言っといて、

就職では現実問題、

レベルが上の学校の人から

採用されていくことが多いです。

 

 

会社で、

給料や地位が上がるのは、

他の人より優秀な人です。

 

 

スポーツでも、

勝った方が準決勝、決勝と

次のステージへ進んでいけます。

 

 

そして、そもそも受験は、

基本的に相対的な試験です。

(一定点数取れれば合格、

という試験ももちろんありますが…)

 

 

人と比べてできたか、できないか

みんなが解けた問題が自分も解けたのか

それで合否が決まります。

 

 

したがって、

むしろ人と比べること、というのは

合格に必要な要素です。

 

そういうフィールドなのです。

 

 

ただし、「くらべ方」があります。

 

それは、客観的に分析する、

というスタンスで比べるということです。

 

 

 

その試験問題を、

試験本番で解けるようにするために、

いま何が足りていないのか。

 

あくまでその限度で人と比べます。

 

 

「ここが足りてない」、

「だから人より劣っている、

こんなのもできない自分はダメなやつだ」

 

ここまでいかないように、

意識的に歯止めをかけます。

 

 

「ここが足りてない」、

人と比べるのはここまでです。

 

 

客観的に、

自分の不足部分を把握するだけ

でいいのです。

 

 

その先の、余計な思考を

しないように意識します。

 

うっかりその先まで行きそうになったら、

自分で「やめろ」と突っ込みましょう。

 

自分の部屋の中だったら、

「やめろ」と口に出して

自分の思考回路を自分で遮断しよう。

 

 

口に出すのは案外効果的です、

「そんなわけない」

なんて言わずに、

ピンチのときはやってみてください。

 

 

ちゃんと自分の思考をコントロールできたら、

冷静に先ほど確認した不足部分を

補う作業をしてください。

 

 

怠惰、サボリ、無気力の原因を理解する-あなたのせいではないということ

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そもそも、

うつは、責任感や自己評価が厳しい人がなりやすい

という話を以前しました。

 

 

そのような性格タイプの人は、

 

無気力が続くとそのことも、

 

自己嫌悪の材料にしてしまいます。

 

 

 

やる気が起きなくてなにもできない。

無気力が続く。

 

 

無気力で、何もできない自分は

ダメなやつだ。

 

 

誰の役にも立ってないし、

家族に迷惑ばかりかけているから

むしろ、いない方がましだ。

 

 

という流れでうつが加速します。

 

 

 

やらなければならないことが

たくさんあるのに、無気力でなにもできない。

 

 

その無気力は病気のせいです。

 

 

あなたのせいでは

ありません。

 

 

 

あなたが怠惰なのではありません。

 

ちゃんとそれを理解してください。

 

 

病気だと理解したうえで、

どうしたらよくなるのか、

行動するということです。

 

 

病気であると理解せず、

「やる気がないせいだ」

などど、さらに無理を重ねては、

悪化するだけです。

 

 

きちんと認識するところからやっと、

 

回復へのスタートが切れるのです。

 

 

1週間以上も続く憂鬱な気分…これって、うつの兆候?

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学校行ったり予備校行ったり、

はたまた部活やバイトに行ったときに

 

何かに失敗して落ち込むことってありますよね。

 

 

あぁ…へこむ…。

 

 

 

でもこの憂鬱な気分って、

少し経つと消えます。

 

 

だいたい3~4日もすれば、

 

結構どうでもよくなっていたりして

平気で日常を過ごせるようになります。

 

 

寝れば大抵すっきりして、気分は晴れるし、

そもそも出来事自体忘れちゃってることも。

 

 

 

したがって、

 

憂鬱な気分が1週間も続く、

 

なんてことがあれば、

それは異常かもしれない。

 

 

(個人差ありますから、

いつもの自分が嫌なことがあってから回復するまでの時間

と比較してください。)

 

 

イメージとしては、

 

気持ちが沈みこんだまま、

戻ってこられない

 

 

というのがしっくりくるかと思います。

 

 

 

そういうときは、まず

たっぷり寝て、たっぷり食べる。

 

 

そんな気力さえ湧かないという人は

サプリメントを摂取する。

 

 

うつは初期が大事です。

 

早めに対策すればすぐに落ち着きます。

 

 

放っておくとずぶずぶと沈んでいきます。

 

 

 

 

例えるなら、

滑り台を登ろうとしている状態です。

 

 

落ちまいと、上に行こう、としているんだけど、

 

ずりずりと後ろに落ちていく

 

 

 

 

普通に落ち込むだけであれば、

 

時間の経過により、忘れていって、

 

じきに気分は晴れやかになります。

 

 

しかし、

うつ状態に一度沈み込んでしまうと、

 

時間の経過では、

回復しません。

 

 

むしろ、

 

放っておくと、悪化します。

 

 

 

私の場合は、布団から上半身を起こしたところから動けなくなる、というところまで行ってしまいました。

 

 

もっと軽いときに、

病院に行くなりしておけばよかった

と今でも思います。

 

ちなみに当時、

動けないという状況に至っても、

 

私はまだ、自分がうつだという自覚が、

全くなかったのです。

 

 

自分のことって全然わからないんです、

心がやられているときはなおさらです。

 

 

沈み込んでしまう前になんとかしよう。

今の状態を悪化させないように…

 

 

私のブログに来てくれて、

ほんとうにありがとう。

 

来てくれたあなたが、

もっと幸せになりますように。

 

( ̄人 ̄)。。☆

自分の表情。怒ってないのに、「怒ってる?」って聞かれませんか

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怒ってる?

 

って怒ってないのに聞かれる。

 

 

わたしは幼いころから聞かれるので、

「またか、気をつけよう」

 

と反省するだけなのですが、

 

 

前までそんなこと

あんまり聞かれなかったのに、

最近聞かれるようになった

 

 

 

というのは要注意です。

 

 

表情がなくなるというのは、

 

うつの一つの症状だからです。

 

 

 

「なんか怒ってる?」というのは

本当に激怒している人には

そんなこと聞きません。聞けませんよね。

 

 

本当に激怒している人の表情って、

 

顔や耳が赤っぽくなっていたり、

眉間にしわが寄っているとか、

舌打ちしてたり、

貧乏ゆすりをしていたり、

 

でもあなたは、

別にそんな態度を取っている

わけではありませんよね。

 

 

おそらく、

中途半端に「なんか怒ってる?」

なんて聞かれる原因は、

 

 

 

 

「無表情」です。

 

 

他の人から見ると、

「無表情」って

きっとこわいんですよね。

 

 

だから、怒ってる?とか言われる。

 

 

内心では(余計なお世話だよ)

と思っちゃうので、


若干イラついてしまいながら

「怒ってないよ」と答えると、


「やっぱ怒ってる。」と言われる。

 

 

 

こんなやりとり、

最近ありませんでしたか?

 

 

正直、

そんな風にいちいち聞いてくるのは

うっとおしいんですけども(笑)、

 

しかし、それは、

自分が無表情なことで相手が不安になった

から聞かれるわけで。

 

 

思い当たることがある場合、

もしかしたら

うつに足を踏み入れかけているのかもしれません。

 

 

 

私のブログに来てくれて、

ほんとうにありがとう。

 

来てくれたあなたが、

もっと幸せになりますように。

 

( ̄人 ̄)。。☆

 

環境を整えるためには、力を借りてみよう

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自分の様子を今一度観察してみると、


現在のいろいろとうまくいっていない原因が、

病気のせいだったりするかもしれません

 

 

そうかもしれない…と思ったら

心療内科へ行ってください

 

そこまで勇気なければ、

サプリメントを服用してみたりしてください

 

楽になります。

 

 

受験うつの場合、

 

勉強で結果が出せれば改善します

 

やってもやってもデキない

→自分はだめなやつだ

というループを繰り返すことで

うつになっていきます。

 

 

したがって、

できるようになれば、問題解決します

できるようになるためには、

勉強するしかないのですよね。

 

 

勉強ができるようになるためには、

勉強するしかない

 


これ自体は逃げられない現実です。

 

しかし、うつのせいで、

勉強が集中してできない

というのでは、


いつまでたっても、

ループを抜け出すことはできません。

 

 

勉強して成果を出す。

そのためには薬を服用したり、

サプリメントを飲んだりしてもいいから

勉強できる環境をつくる。

 

 

環境をつくるというのは、

精神衛生を整えて、

勉強に集中できるようにする

ということです。

 

 

もちろん、

薬やサプリメントの力を借りるときは


副作用(眠くなる、ぼーっとする)

をしっかり調べること。

 

 

心がうつでやられていても、

合格したいなら戦わなければなりません

 

 

一人でできないのなら、

医者や薬やサプリメントに頼る

 

ということも考えてみてください。

 

少しでも合格に近づけそうなものは

積極的に取り入れてみる

なんでもやってください。

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

ここまで述べた上で、

 

 

 

 

 

 

その合格は、

本当にあなたに必要なものですか。

 

 

のみこまれていませんか。

 

 

そこまでして、

 

心を壊してまで、

 

 

掴み取りたいのですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでみて、

 

あなたは

どう感じましたか。

なにを感じましたか。

 

 

隠れていた本音は出てきましたか。

 

 

私のブログに来てくれて、

ほんとうにありがとう。

 

来てくれたあなたが、

もっと幸せになりますように。

 

( ̄人 ̄)。。☆