うつ、大丈夫。

心の病の情報発信ブログ。うつ経験者として、現在苦しんでいる人に届けたい。大丈夫だよ。

人と比べるなという無理難題について

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いつも思っています。

 

人と比べるなって言われましても…って

 

 

 

 

受験では、

成績順位が上の人から順番に

その学校へ入れてもらえます。

 

学歴社会はよくないとか言っといて、

就職では現実問題、

レベルが上の学校の人から

採用されていくことが多いです。

 

 

会社で、

給料や地位が上がるのは、

他の人より優秀な人です。

 

 

スポーツでも、

勝った方が準決勝、決勝と

次のステージへ進んでいけます。

 

 

そして、そもそも受験は、

基本的に相対的な試験です。

(一定点数取れれば合格、

という試験ももちろんありますが…)

 

 

人と比べてできたか、できないか

みんなが解けた問題が自分も解けたのか

それで合否が決まります。

 

 

したがって、

むしろ人と比べること、というのは

合格に必要な要素です。

 

そういうフィールドなのです。

 

 

ただし、「くらべ方」があります。

 

それは、客観的に分析する、

というスタンスで比べるということです。

 

 

 

その試験問題を、

試験本番で解けるようにするために、

いま何が足りていないのか。

 

あくまでその限度で人と比べます。

 

 

「ここが足りてない」、

「だから人より劣っている、

こんなのもできない自分はダメなやつだ」

 

ここまでいかないように、

意識的に歯止めをかけます。

 

 

「ここが足りてない」、

人と比べるのはここまでです。

 

 

客観的に、

自分の不足部分を把握するだけ

でいいのです。

 

 

その先の、余計な思考を

しないように意識します。

 

うっかりその先まで行きそうになったら、

自分で「やめろ」と突っ込みましょう。

 

自分の部屋の中だったら、

「やめろ」と口に出して

自分の思考回路を自分で遮断しよう。

 

 

口に出すのは案外効果的です、

「そんなわけない」

なんて言わずに、

ピンチのときはやってみてください。

 

 

ちゃんと自分の思考をコントロールできたら、

冷静に先ほど確認した不足部分を

補う作業をしてください。