うつ、大丈夫。

心の病の情報発信ブログ。うつ経験者として、現在苦しんでいる人に届けたい。大丈夫だよ。

うつ病の早期発見のためにできること-症状の進行順序を知る

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うつの症状を知ることで

早く対処することができます。

 

まずはおおざっぱに

うつの進行スケジュールを

見てみましょう。

 

やる気が出ない、

気分がなんか落ち込む、

注意散漫でひとつのことに集中することができない、

かったるい

 

なぜだか焦る、

食べたくない、

寝られない、

日常生活でミスが出始める、

 

自己嫌悪、

自分はダメなやつだ、

やせる、

夜型生活になる、

朝いつまでも寝ている

 

すごく焦る、

動けない、

学校や仕事へ行けなくなる

 

さらに強い自己嫌悪、

自分は役立たずで迷惑な存在だ

 

強烈な焦燥感、

つぶれるような胸の苦しさ

 

自分のせいで家族に迷惑をかけている

自分は何もできないダメなやつで迷惑をかけているんだから、いない方がましだ。消えた方がいいし、むしろ早く消えるべきである。

 

 

 

このように、進行していきます。

 

軽くて早く治せるのは

だいたい③くらいまで

 

充分な休養と治療で

回復できるのが⑥くらいまで

 

⑦までいってしまった場合、

入院になるかもしれません。

 

また、

⑦の後半は

「●サツ念慮(じさ●ねんりょ)」

という状態です。

 

ここまで来てしまうと

長期で治療をする必要があり、

また、周囲の方々も

細心の注意を払わなくてはなりません。

 

 

まとめ―うつのはじまりからおわりまで

上記の進行スケジュールをまとめたものです。

 

(1) 前駆期―エネルギーが徐々に枯渇していく時期

・精神もしくは身体に症状が出てくる

・落ち込み、あせり、自信がない、劣等感、うれしいたのしいという気持ちを感じなくなる、

・睡眠がよくとれない、ずっとなんとなく疲れている、胃が痛い

 

 

(2) 中期―抑うつ状態が強まる

・ぼーっとしている、心身がはっきりと不調になる、いいことが考えられなくなる。

・人間関係がどうでもよくなり、人づきあいがうまくできなくなる

・絶望感、自分に無力感を感じる、食欲不振、睡眠不足、思考力がなくなり、忘れっぽくなる、自信がない、自己評価が極端に低い、罪悪感、強烈な焦燥感、自殺がちらつく

 

 

 

(3)極期―常に落ち込んでいて、一番重度な時期

・エネルギーが完全に枯渇するので、なにもできない、意欲がなく、考える力もなくなる

・じ●つを行うエネルギーすらない

 

 

 

(4)回復期(前期)―回復が徐々に見え始める、改善と悪化をひたすら繰り返す

・起伏が激しい

・エネルギーが少し戻るので、突発的なじ さつに一番注意しなければならない

 

 

 

(5)回復期(後期)―希望が出てくる

・心身ともに回復してくるので、やる気が出てくる

・あせりが多少出る場合もある。

・調子がよければ元通りに見えるが、まだ完全に波が落ち着いていないので、無理をすると再発する。

 

 

 

 

これらの症状を

あらかじめ知っておくことで、

うつを悪化させる前に、

早く気づくことが出来ます。

 

 

特に、

程度」と「期間

 

に注意してください。

 

 

落ち込みが長すぎる、

落ち込みの度合いが深すぎる、

 

いつもよりも、

「程度」「期間」が違うときは

うつを疑ってみてください。

 

早めにサプリメントの摂取を始めたり、

意を決して病院へ行って

薬を処方してもらうことで、

長引かせずに済みます。

 

 

 

我慢は禁物です。

 

また、

病院へ行く勇気がなくても、

サプリメントは簡単に買うことができますから

試してみるのもいいかもしれません。