うつ、大丈夫。

心の病の情報発信ブログ。うつ経験者として、現在苦しんでいる人に届けたい。大丈夫だよ。

自己嫌悪に包み込まれて潰される感覚ー自分は脱落者?自分が情けない?家族に対して申し訳ない?

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劣等感の塊になっていませんか。

 

 

劣等感を感じるのは向上心があって、

 

上を目指そうという心意気があるからです。

 

 

 

仕事なんて、勉強なんて、

適当にやり過ごせばいいや

 

という人は

自分より上を走る人たちを見て

「すごいなー」とは思っても、

 

それだけです。

 

 

ああいうふうに、私もなりたい!

 

という強い向上心があるから、

そうなれない自分に苦しみます。

 

 

 

そして、

 

自分がそうなれなかったという時

 

思い描いた自分になれなかったという時

 

 

 

自分はその競争からの脱落者だ、

 

とか、

 

達成できなかった自分が情けない、

 

とか

 

 

自分を責め続けていませんか

 

 

 

 

反省と自己否定は

違います。

 

 

 

自己嫌悪をしながら生きることほど、

辛いことはないです。

 

 

それと、

いくら自己嫌悪をしても

 

理想に近づくことは、できません。

 

 

 

 

ああなりたいと思う、憧れの人

 

 

その人たちは、

こんなことをやって、

こんな風に成功した

ということを耳にします。

 

 

それで、

自分も同じようにやります。

 

しかし、

同じようにはできなかった。

 

友人のあの子も同じようにやって、

できた。

 

 

なのに自分は、できなかった。

 

 

特異な出来事を、

普遍化し過ぎていませんか

 

 

ということもお伝えしたいです。

 

 

「それは、

その人が生まれてから

今までの人生の中で

身に着けてきたものがあり、

それと相まって、

その方法で成功した。」

 

 

ということは、かなり大いにあります。

 

それを捨象して、

普通はこれをやればうまくいく、

 

という風に決めつけている

ようなところはありませんか。

 

 

 

普通はできるようになるのに

自分はできない、

 

だから自分は劣っている。

 

そういう自己否定をしていませんか。

 

 

 

スタート地点や、

もともと備わっている武器が異なっている

 

にも関わらず、

比較して劣等感を感じている

本来それは、

 

劣等感を感じるべきところではないのかもしれません。

 

 

 

 

劣等感というのは、

ある程度は、頑張る原動力になりますから

必要なこともあるのですけれど

 

行き過ぎると包み込まれて潰されます。

 

考え方にそういうクセが付いている人は

要注意です。

 

 

その劣等感から自己否定をしたり、

「劣っている自分」との認識から

家族や大切な人への申し訳なさが生まれます。

 

落ち着いて見直してみてください。